加齢黄斑変性は網膜の中心部である黄斑部がいたむのが原因です。そのため、ものを見ようとしたときにその中心部が最も影響を受けます。進行とともに次のような症状が現れます。
<初期症状>
■変視症
見たい部分がゆがんで見えます。
< 進行期の症状>
■視力低下
全体的にものがぼやけて見えます。
■コントラストの閾値(対比の感度)の低下全体的にものが不鮮明に見えます。
■中心暗点見たい部分が黒くなって見えます。
<自覚症状の自己チェック法>
下のような格子状の表を用いて、片眼ずつ見え方に異常がないかを確認しましょう。
眼科では、アムスラーチャートと呼ばれる同様の表を用いて検査を行っています。
表の中心の白い点を見つめてください。片眼でものを見て異常がないかを確認することが有効です。
一方の眼が病気になっていても、もう一方の眼がおぎなって、
異常を感じにくくしていることがあるためです。
■自己チェックのしかた
以下のような症状がみられたら、加齢黄斑変性の疑いがあります。該当する項目(□)にチェックをして、速やかにかかりつけの医師にご相談ください。
□線がぼやけて薄暗く見えませんか?
□中心がゆがんで見えませんか?
□部分的に欠けて見えませんか?
<加齢黄斑変性症コンテンツ>
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※眼科PDT研究会監修:『加齢黄斑変性』高齢者に多くみられる眼疾患より
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